沖縄県立高校入試ナビ Presented by JUKEN CAMP
令和9年度入試対応
中学生になったら、まず知っておきたいこと。

沖縄県立高校入試が、
ここだけでぜんぶわかる。

入試のしくみから、日程・内申点計算・合格可能性・学校別データ・通学経路まで。沖縄県立高校入試に必要な情報とツールを、JUKEN CAMPがひとつにまとめました。

令和9年度 学力検査
—日

つかいかたは、5ステップ

大事なのは、この3つ

中1から内申点は3年間の
合計。技能教科は
1.5倍で計算
2025年〜全員が受験推薦入試の廃止で
学力検査の
免除なし
原則5:5内申点と
学力検査の比重を
原則5:5で評価
はじめに

新制度、まずこの3つだけ。

細かいルールはあとから。最初に押さえるのはこの3点です。

POINT 01

推薦入試が「特色選抜」に

中学校長の推薦は不要になり、自分の意思で出願できる自己推薦型へ。部活・生徒会・資格などの実績や意欲をアピールできます。

POINT 02

全員が学力検査を受ける

特色選抜に出願する人も、5教科の学力検査(300点満点)は必須。「推薦で早めに決まって勉強終了」はなくなりました。

POINT 03

検査1回で、判定は複数回

特色選抜で届かなくても、同じ得点で一般選抜の判定に自動的に回ります。さらに定員割れ校では2次募集も。

受験生の「いま」

あなたは、いま何年生?(タップで切り替え)

1/9|昔と今

受験の「常識」は、こんなに変わった。

保護者の方が受験したころの「あたりまえ」は、いまは通用しないものが少なくありません。まずは家族で、いまのルールにイメージを合わせるところから。

かんたんに言うと

昔は推薦で先に合格(テストなし)もできた → 今は全員が本番のテスト。通知表も絶対評価になりました。

以前いま
推薦入試中学校長の推薦が必要。一部の生徒だけの制度「特色選抜」に。推薦はいらない。だれでも出願できる(2025年春〜)
早期合格の有無あった。推薦なら本番(学力検査)より前・1月末ごろに合否が出て、受かれば学力検査を受けずに進路が確定したなくなった。特色選抜も全員が3月の学力検査を受け、合否は一般選抜と同じ3月17日に発表。学力検査の点数も合否に使われるため、本番より先に合格を決めて回避することはできない
通知表のつき方相対評価。「5」はクラスで決まった人数だけ絶対評価。提出物・小テスト・授業の取り組みが評定に直結
テスト中間・期末の定期テストが中心定期テストを廃止・縮小する学校が増加中。単元テスト+提出物・課題の比重が大きく(下でくわしく)
出願・合格発表紙の願書。発表は学校の掲示板Web出願(2024年秋から)。合格発表もWebで朝9時に確認
学費公立も授業料あり。「私立=高い」公立は実質無償。私立も年45万7,200円まで支援(2026年度〜・所得制限なし)
「定期テストがなくなる」って本当?──いま起きている大きな変化

はい。全国で中間・期末(定期テスト)を廃止・縮小し、単元ごとの小テスト+提出物・課題で評価する中学校が増えています。沖縄でも公立中で広がりつつあり、単元テストのみに切り替える中学校も増えています。※法的な決まりはなく学校ごとの判断で、いったん戻した学校もある“改革途上”です。

なぜ?(ねらい)
いまの学習指導要領は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学ぶ態度」の3つの観点で評価します。これを定期テストの点だけで測るのは無理があるため、提出物・小テスト・授業の取り組みなどふだんの学びの過程を見る方向へ。ねらいは「一夜漬けから、日常的な学習習慣へ」と説明されています。

家庭へのインパクト
「テスト前だけ頑張る」が効きません。提出物・課題・毎回の小テストの積み重ねが、そのまま成績(内申)に直結します。一方で順位(席次)が出にくく、「うちの子はどのあたり?」が見えづらいという声も。立ち位置は模試で確認するのがおすすめです。

だからこのサイトは、当日点の前に、まず内申点の計算から始まります。

さっそく内申点を計算してみる
次はこれ日程
2/9|日程

入試はいつ?──日程と1年間の流れ

本番の日付と、そこから逆算した1年間の流れです。「いま、なにをする時期か」がひと目でわかるように。

かんたんに言うと

本番は3月3日(水)・4日(木)の2日間。一般選抜の志願変更は、現在出願している学科の倍率が1.0を超えた場合に、志願者数が定員を下回らない人数の範囲で認められます。定員ちょうど・定員割れの学科からは変更できません(第2志望の変更は別扱い)。

中3の1年間(年間スケジュール)

  1. 夏まで(4〜8月)

    学校説明会・体験入学で志望校を見学。県の一覧は2026年8月18日更新(浦添高校の日程変更を反映)。外部模試で現在地を確認します。

  2. 秋(9〜10月)

    県の実施要項は9月1日、募集枠・比重一覧は9月9日に公表済み(一覧は9月14日までの訂正を反映)。各高校の募集要項の掲載期限は10月末です。学校別の出願要件・検査内容を確認します。学力検査等の配慮願いの県への提出期限は10月30日(金)。中学校の締切を確認してください。

  3. 11〜12月

    三者面談で志望校をしぼり、私立の出願・推薦入試に備えます。沖縄尚学・興南の推薦試験は12月5日。私立の出願期間・試験日は私立高校の欄で確認できます。

  4. 1月18日(月)〜28日(木)

    県立のWeb志願情報登録(28日正午まで)。中学校の校内締切にも注意。私立一般は沖縄カトリック前期1月9日、沖縄尚学A方式1月10日。興南前期の出願は1月20日までです。

  5. 2月1日(月)・2日(火)

    特色選抜・一般選抜の出願書類受付。2日午後2時締切、郵送も必着。初回志願状況は2月2日に発表されます。

  6. 2月5日(金)・8日(月)

    一般選抜の志願変更申し出。5日は9〜16時、8日は9〜14時。倍率等の条件があり、特色選抜は変更できません。

  7. 2月15日(月)・16日(火)

    願書取り下げ・再出願。15日は9〜16時、16日は9〜14時。最終志願状況は2月16日に発表。特色選抜の面接・実技等の日程は各高校が定めます。私立は沖縄尚学B方式2月6日、興南前期2月9・10日です。

  8. 3月3日(水)・4日(木)

    学力検査・面接等。1日目は国語・理科・英語、2日目は社会・数学。面接等の詳細は志願先の募集要項で確認します。

  9. 3月9日(火)

    追検査。感染症・急な入院など所定の事由で本検査を受けられなかった人が対象。申し出は中学校を通じて3月3日9〜16時・4日9〜12時に行います。

  10. 3月17日(水)9時

    特色選抜・一般選抜の合格発表。各高校ホームページで発表。第2次募集の実施校も確認します。

  11. 3月18日(木)・19日(金)

    第2次募集の出願。18日は9〜16時、19日は9〜14時。志願変更・再出願は3月23日(火)9〜14時。面接等は各高校の要項を確認してください。

  12. 3月29日(月)9時

    第2次募集の合格発表。各高校ホームページで発表されます。

2027年春入学の確定日程です(秋〜12月の記載は2026年)。出典:沖縄県・令和9年度入試情報/全日制・定時制実施要項。Web登録と出願書類受付は別の期間です。

外部模試の日程・申込方法・会場は実施団体や教室によって異なります。最新情報は主催元やお近くの塾でご確認ください。模試の活用方法はこちら →

学力検査の時間割(令和9年度実施要項)

1日目
国語10:00〜10:50
理科11:15〜12:05
昼食55分
英語(聞き取り検査あり)13:15〜14:05
2日目
社会10:00〜10:50
数学11:15〜12:05
昼食55分
面接等各高校の指定時刻

各教科50分。面接の時間・進め方は学校によって異なります。会場は原則として志願先の高校(広域の学校は委託・出張検査場あり)。

注意特色選抜の面接・実技・学校独自検査は、各高校が実施日を定めます。志願先の令和9年度要項で確認してください。

当日の持ち物(令和9年度実施要項)

  • 持っていく

    HB以上の濃さの黒えんぴつ か シャープペンシル(和歌・格言が印刷されたものはダメ)/プラスチック製の消しゴム/定規(三角定規もOK)/コンパス

  • 机に置ける

    えんぴつキャップ・えんぴつ削り(電動・大型・ナイフ型はダメ)/時計(辞書・電卓・通信機能つき端末・ウェアラブル端末・キッチンタイマー・大きいものはダメ)/メガネ/ハンカチ(無地のタオル)/目薬/ティッシュ(袋・箱から中身だけ出す)

  • 使えない

    分度器/分度器機能つき定規/分度器機能つきコンパス

令和9年度実施要項に合わせて更新済み。受検票・昼食など学校から指定された持ち物も確認してください。

学力検査のなかみ(配点)

国語・社会・数学・理科・英語の5教科、各60点×5教科=300点満点。各教科には記述式の問題が10点ぶん(5教科で計50点)含まれています。

そして、特色選抜は記述式を除いた250点、一般選抜は記述式を含む300点で評価されます。記述の出来が「一般選抜でだけ」効いてくる構造です。

記述式の配点は令和8年度実績(各教科10点)。出題箇所は年度ごとに変わるため、最新の発表をご確認ください。

平均点はどれくらい?(5教科合計300点満点)

直近の2026年3月は、5教科平均160.6点です。年度や教科によって変動するため、平均点と志望校の合格目安は分けて考えましょう。

教科ごとの平均点を、年度別に見る
実施年国語社会数学理科英語5教科
2026年3月
令和8年度
33.134.130.730.332.3160.6
2025年3月
令和7年度
34.330.631.435.829.9162.5
2024年3月
令和6年度
30.729.830.325.428.3144.6
2023年3月
令和5年度
35.532.030.529.732.1159.9
2022年3月
令和4年度
34.932.232.030.127.9158.1

各教科60点満点。2025年3月から「全員が学力検査を受ける」制度になり受検者の層が広がったため、前の年度との単純な比較には注意。出典:誠伸社(県立高校入試平均点)。2026年9月29日確認。令和8年度の受検者数は13,459人。教科別・合計はそれぞれ公表値のため、丸めた教科平均の和と合計平均が一致しない場合があります。

いま、なにをする?(学年別)

中1・中2

内申は3年分の合計。いまの通知表が、もう入試の持ち点です。提出物・小テスト・実技4教科(評定×1.5)をていねいに。

内申点を計算してみる →
中3・夏まで

説明会・体験入学で志望校を「見て」決める。外部模試で現在地を知り、基準との距離を測る時期。

合格判定で距離を測る →
中3・秋から

特色選抜の校別要項をチェック。配慮願いなどの申請もこの時期。11月〜私立出願、1月に県立Web登録、2月1・2日に県立出願書類受付へ。

学校データで倍率を見る →
次はこれ仕組み
3/9|仕組み

合否はこう決まる。

沖縄県立高校入試の合否は、大きく「調査書(内申点)」と「当日の学力検査」の2本柱です。

かんたんに言うと

持ち点は2つだけ。内申165点(3年分の通知表)+ 当日300点(5教科)。

165点内申点
(3年分の通知表)
300点当日の学力検査
(5教科)
5:5内申:当日
の比重(原則)

① 内申点 — 3年間の通知表が「持ち点」になる

内申点(調査書点)は、中1・中2・中3の通知表の評定(5段階)から計算されます。

沖縄県の特徴は、音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技4教科が1.5倍で計算されること。そして3学年すべてが同じ重みで合計されることです。

5教科 × 評定525点
実技4教科 × 評定5 ×1.530点
1学年あたり55点
× 3年分
内申点の満点165点

※評定がオール2なら66点、オール3なら99点、オール4なら132点、オール5なら165点。中1の成績も中3とまったく同じ重みで効きます。テストの点だけでなく、提出物や授業への取り組みも評定に反映されます。

平均評定は おなじ4.0Aさん
5教科が得意
Bさん
実技4教科が得意
内申点(3年合計)130.5点135.5点

ポイントおなじ「平均4.0」でも、実技4教科の×1.5で5点の差。実技をおろそかにしない——沖縄の内申の鉄則です。

自分の内申点を計算してみる →

② 当日の学力検査 — 5教科300点。比重は原則5:5

学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科、各60点の300点満点(2日間で実施・全員に面接あり)。一般選抜では、調査書(内申)と学力検査等の成績を原則5:5の比重で評価します。

ポイント同じ重み(5:5)でも、内申のほうが1点は大きく効きます。内申1点 ≒ 当日点1.8点ぶん。

満点は内申165点・当日点300点です。重みが同じでも満点の小さい内申のほうが1点は大きく効き、内申1点はおよそ当日点1.8点ぶん(300÷165≒1.8)。

内申は中1から先に積んでおける得点なので、高いほど、必要な当日点が下がります。

※一部の高校は 4:6(学力重視) など比重を変えています(この場合、内申1点は当日点およそ1.2点ぶん)。比重の一覧は例年9月ごろ、県教育委員会が学校ごとに公表します。理数系学科などでは特定教科の得点を高く扱う「傾斜配点」を行う場合もあります。

③ 「特色選抜」と「一般選抜」— 2つの選抜のちがい

2025年春の入試から、従来の推薦入試に代わって特色選抜が始まりました。特色選抜は一般選抜とセットで出願します(特色だけの受験はできません)。しかも、特色と一般で別々の高校に出願してもOKです。

特色選抜一般選抜
出願本人の意思で出願(校長推薦は不要)。出願要件あり
高校ごとに平均評定・出席状況などの要件を設定
だれでも出願可。同一校の他学科に第2志望も出せる
志願変更できない
出願後の取り下げ・変更は不可
条件つきでできる
倍率1.0超の学科からのみ(定員ちょうど・定員割れは不可)。第2志望の変更は倍率に関わらず可
募集枠定員の一部(学校・学科ごとに設定。例:那覇高校 普通科は特別枠を含め25%以内〔令和9年度〕)定員の残りすべて
検査内容学力検査(必須)+ 面接・実技・学校独自検査など(学校による。例:開邦高校は特色選抜で数学などの独自問題+面接)
部活動・生徒会・資格などの実績も評価対象
学力検査(5教科300点)+ 面接 + 調査書
学力検査の扱い各教科60点のうち記述式(思考力)問題を除いた50点×5教科=250点満点で評価60点×5教科=300点満点で評価
向いている人部活・課外活動・資格に実績がある/その学校・学科への強い志望理由を語れるすべての受検生(特色出願者も自動的にこちらでも判定)

特色選抜は、なにを合計している?

満点や比重は学校ごとに違いますが、評価対象の主な「材料」は次の4つです。点数に含める項目や換算方法は、各校が公表する「選抜方法」で確認します。

1
学力検査5教科。記述式を除いた50点×5=250点満点で見る。学校により倍率・傾斜あり
2
調査書(評定)中1〜中3の評定を学校独自の方法で換算。135点・150点・165点など方式が異なり、一般選抜用の165点をそのまま使うとは限らない
3
実績点英検などはここ部活・文化・生徒会・資格検定などを「実績ランク表」でランク化。表は学校ごとに違う
4
面接・学校独自検査・実技 など作文・小論文・実技を課す学校も。配点に含めない学校もある

合計の出し方(満点・比重)は学校ごと。だから同じ資格・実績でも、効き方は志望校しだいになります。

いっぽう一般選抜は

調査書(評定=内申点)+ 学力検査(60点×5=300点)+ 面接を、原則 5:5(学校により 4:6 など学力検査を重視 する場合もあり)で評価します。
英検などの資格は、ここには加わりません。一般選抜で点になるのは「評定(内申点)」と「学力検査」だけ。実績点(ランク表)は特色選抜のためのしくみです。

※特色で届かなくても、同じ得点でそのまま一般選抜の判定に進みます。資格・実績を活かしたいなら特色選抜、評定と当日点で勝負するのが一般選抜、という関係です。

英検・漢検などの資格は、どう点になる?

資格・検定は、上の③「実績点」として点になります。ただし県内ぜんぶの高校で「英検◯級=何点」と同じ、という決まりはありません。多くの県立高校が特色選抜の「選抜方法」や「実績ランク表」で、英検・漢検・数検などの扱いを級ごとに公表しています(たとえば、2級・準2級・3級…と上の級ほど高いランク=実績点になる、という形)。表は学校ごとに違い、一般選抜では原則として実績点はつかない(評定=内申点で見る)ので、資格が効くのは主に特色選抜と私立入試です。

「どの級を・いつまでに・何のために取るか」を、志望校の選抜方法から逆算して決めましょう。

級が同じなら、取りやすい検定を選ぶのも一つの手です。実績ランク表が「英検・漢検・数検の同じ級=同じランク」としている学校なら、得点上の価値は同じ。英語は4技能(読む・聞く・書く・話す)が問われるのに対し、漢検は日本語、数検は数学と、得意な1分野で級を取りにいける分、同じ級でも到達しやすいと感じる人もいます。ただし注意点として、英検の勉強は学力検査の英語にもそのまま効く(実績点と当日点の両取り)のに対し、漢検・数検は学力検査に直結しにくい。「ランクの取りやすさ」と「受験勉強にそのまま効くか」の両方で選ぶのがおすすめです。

おなじ「特色選抜」でも、学校ごとにここまで違う

学校名を押すと、配点の換算方法・出願条件・面接や実技の内容・根拠資料まで確認できます。以下は令和8年度(2026年入学)の参考情報です。

学校合計配点の内訳
700点250+評定150+実績100+プレゼン/実技150+集団面接50
650点250+評定165+実績200+面接35
500点250+評定150+実績80+面接20
800点250+評定135+活動350+資格50+面接15

実績は、最上位の1項目を使う学校、複数項目を合算する学校などで異なります。全項目を足せるとは限りません。新年度の条件は各校の令和9年度資料で確認してください。

校別の要項を読むときのチェックポイントは4つ。① 出願できる条件(評定平均・評定「1」の有無・出席状況 など)/② 配点と比重(学力検査と調査書、どちらが重い?)/③ 実績の数え方(「いちばんの1つだけ」方式かどうか)/④ 当日の検査(面接・作文・実技・学校独自の問題 など)。数字は学校ごと・年度ごとに変わります。

数字でみる、直近の入試(令和8年度・2026年春)

1.18倍特色選抜の志願倍率
(志願4,857人÷募集4,101人)
0.94倍一般選抜の最終志願倍率
(志願13,684人÷募集14,484人)
約2割合格者にしめる特色選抜
(2,608人/12,660人)
38校88学科2次募集を行った
学校・学科

倍率=志願者数÷募集人員。平均では1倍を下回り、「全員がふるい落とされる試験」ではありません。学校・学科ごとの倍率は学校データへ。※一般の志願者数は特色との併願をふくむ。一般は志願変更後の最終倍率(変更前の初回は0.95倍)。出典:県教委の公表・県内報道(2026年2〜3月)。

④ 入試の流れ — 検査は1回、チャンスは最大3回

新制度のいちばんのポイントはここ。合格のチャンスが1回の受検で複数回ある構造になっています。

受けるテスト1回
合格のチャンス最大3回
①特色選抜②一般選抜③2次募集

同じ学力検査の得点で 特色 → 一般 → 2次募集 と最大3回判定。どこかで合格すれば、その時点で決定です。

  1. 〜12月

    志望校を決める

    三者面談で特色選抜・一般選抜それぞれの出願先を固めます。特色と一般は別の高校でもOK。

  2. 1月18日〜2月16日

    出願・志願変更

    特色選抜と一般選抜にそれぞれ出願(令和9年度は2月1日・2日)。志願状況(倍率)の発表後、一般選抜だけ取り下げ・再出願(志願変更)ができます。特色選抜は出願後の変更ができません。

  3. 2月

    志願状況の公表 → 最終倍率の確定

    出願後、志願状況が公表され、最終的な志願倍率が確定します(令和9年度は2月2日に初回、2月16日に最終志願状況を公表)。

  4. 3月3日・4日

    学力検査・面接(2日間)

    全員が5教科と面接を受検します。この得点が、このあとの判定すべてに使われます。(特色選抜の面接・実技・学校独自検査の実施日は各高校が定めます。)

  5. 1

    判定① 特色選抜

    CHANCE 1調査書+学力検査(250点換算)+面接・実績などで判定。合格すればここで決定!
  6. 2

    判定② 一般選抜

    CHANCE 2特色で届かなくても、同じ学力検査の得点で自動的にもう一度判定。調査書と学力検査等を原則5:5で評価します。
  7. 3月17日

    合格発表

    特色・一般の結果がまとめて発表されます(Webは午前9時から)。同じ日に、定員に空きが出た高校の2次募集情報も公開されます。

  8. 3

    判定③ 2次募集

    CHANCE 3空き定員のある高校に出願 → 面接など → 合格発表。新しい学力検査はなく、3月の学力検査の得点に面接・調査書を合わせて選抜されます(だから自己採点が役立ちます)。令和8年度は38校・88学科で実施。最後のチャンスです。
  9. 3月29日

    合格発表(2次募集)

    2次募集を行った高校で結果が発表され、入試はここで一区切りです。

※令和9年度(2027年春)の県教育委員会公表日程を反映しています。出願・志願変更の受付時刻は上の年間スケジュールで確認してください。

⑤ 前の制度と、なにが変わった?

比較表(旧 → 新)
〜2024年春(旧)2025年春〜(新)
特別な選抜推薦入試
中学校長の推薦が必要
特色選抜
自己推薦。本人の意思で出願
学力検査推薦合格者は受けない全員が受ける
合格が決まる時期推薦は1月末ごろに早期内定特色・一般とも3月17日に発表
落ちた場合推薦不合格→一般入試を受け直す特色不合格→同じ得点で一般選抜の判定へ自動移行
出願先—特色と一般で別の高校に出願してもよい

変更の背景:旧制度では推薦が「早期合格の手段」になりやすく、合格内定後に学習意欲が下がる・中学校ごとに推薦基準が違うといった課題が指摘されていました。新制度は「全員が学力検査を受けたうえで、個性や意欲もきちんと評価する」しくみです。

次はこれ内申点計算
4/9|内申点計算

内申点シミュレーター

通知表の評定(5段階)をタップするだけ。まだ評定が出ていない学年は空欄でOK——入力した分から見込み点を自動計算します。途中の学年でも、一部の教科だけでも大丈夫。

かんたんに言うと

内申点は3年間の通知表から計算。技能4教科は1.5倍で、合計165点満点です。

学年末(最新)の評定を選んでください1 ← → 5
いま確定している内申点
0 点
入力した教科ぶんの合計(実技は×1.5済み)
卒業時の見込み内申点(165点満点)
— /165
未入力の教科を、入力済みの平均評定で埋めた場合の予測
評定を1つ入力すると、ここにあなたへのメッセージが表示されます。

めやす:オール2=66点/オール3=99点/オール4=132点/オール5=165点。学期中は直近の通知表の評定で計算してOK(最終的には学年末の評定が使われます)。

この内申点で合格判定へ →
次はこれ合格判定
5/9|合格判定

志望校 合格判定

内申点(上のツールから自動で引き継ぎます)と、わかれば模試の偏差値(=全体の中での位置を示す数字)を入れて、志望校を選ぶだけ。模試の偏差値を入れると合格可能性(%)が出ます。偏差値がなくても、前年の実合格率や合格者の内申で位置をつかめます。

かんたんに言うと

内申+(あれば)偏差値を入れるだけで、志望校の合格可能性(%)が出ます。偏差値がなくても位置はつかめます。

志望校と内申点(または偏差値)を入力すると判定が表示されます。内申だけで内申判定、偏差値だけで学力判定、両方で総合判定まで出ます。

「偏差値」はどこで測る?──外部模試の活用

学校の実力テストとは別に、県内全体の中での現在地(偏差値)を確認できる外部模試があります。定期的に受けると、志望校の基準までの距離や学力の変化を把握しやすくなります。

📍 どこで受ける?──まずは「お近くの塾」へ

外部模試の申し込みは、学習塾や学校を通じた団体受験が中心です。塾の生徒でなくても「外部受験」を受け付けている場合があります。

受験したい場合は、お近くの学習塾に「外部受験できますか?」と問い合わせてみてください。最新の日程・申込方法・会場は、各模試の主催元や塾の案内で必ずご確認ください。

※ 模試によって受験者の集団や問題の難易度が異なるため、同じ時期でも偏差値が少しずれることがあります。1回の結果だけでなく、複数回の変化を見ることが大切です。

次はこれ学校データ
6/9|学校データ

県立高校データ一覧

合格基準・倍率に加え、学校別・学科別の一般選抜と特色選抜の公式情報を確認できます。

公式データ更新:全59校・164学科/コースを収録。行をタップすると、一般選抜の比重、特色選抜の出願要件・検査・配点・実績ランク・公式出典のほか、自宅から高校までの通学経路検索を表示します。
募集定員・特色枠・特別枠・一般選抜比重は令和9年度県公表資料を反映。学校独自の出願要件・配点・実績ランクは、北山の普通科・理数科を令和9年度版で確認。他校は公式サイトの公表状況を示し、令和8年度参考資料を分けて表示しています。

かんたんに言うと

基準の偏差値・内申は合格可能性80%ライン。倍率1.0未満(定員割れ)の学校も多い。数値の見出しをタップで並び替えできます。

校区(通学区域)チェッカー

普通科には「学区」があります。お住まいの市町村名を入れると、校区内の普通科と、特例で受けられる高校がわかります。

学区のルールまとめ(10%枠・県全域になる場合)
  • 学区は保護者の住所(生活の本拠地)で決まります。出願時に住民票謄本などで確認されます。
  • 学区外の高校にも、その高校の定員の10%以内なら出願・入学できます(学区内からの志願者が定員の90%に満たない場合は、10%を超えて入学できることもあります)。
  • 普通科以外(専門学科・総合学科)は県全域。どこに住んでいても出願できます。
  • 普通科でも南風原高校(郷土文化コース)・真和志高校(クリエイティブアーツコース)・小禄高校(芸術教養コース)は県全域です。
  • 2次募集は普通科も県全域になります(定員に達しなかった場合の再募集)。
  • 入学までに学区外へ引っ越すことが確実な場合は、移転先の学区の高校に出願できる特例があります(学区外高等学校入学志願書+移転を証する書類)。

出典:沖縄県立高等学校の通学区域に関する規則(平成16年県教育委員会規則第7号・改正反映)。最新の区域は県の入試情報ページの「通学区域に関する規則」「全日制普通科の通学区域」で確認できます。

学校名・学科名をタップすると、学校別の詳しいデータが開きます。
選抜方法・配点・出願要件・通学経路などを確認できます。

倍率=志願者数÷募集人員。1.00以上=募集人員より志願者が多い/1.00未満=定員割れ。数値の見出しをタップすると並び替えできます。

高校・学科基準
偏差値
基準
内申
特色
募集枠
倍率
特色
倍率
一般

このデータの出典と注意点

基準の偏差値・内申点は合格可能性80%ライン、合否データは2026年度(令和8年度)の追跡調査における受験者の平均値です。得点は特色=250点満点(記述式を除く)・一般=300点満点、「—」は集計なし。「準備中」の学科は追跡調査データが未取得のため、基準値・倍率を「—」で表示しています(実データが届きしだい掲載します)。現行の学科・コースと2026年度資料の区分が一致しないデータは、詳細欄にクラス別の参考値として表示し、合格判定には使用していません。各学科の定員・特色枠・特別枠・一般選抜比重は令和9年度県公表資料にもとづきます。校別の出願要件・配点・実績ランク等は令和8年度参考資料です。各校の令和9年度募集要項の公表期限は10月末。最新要項の確認先を詳細欄に掲載しています。学校・学科を優劣や序列で分類する意図はなく、志望校選択の参考として整理しています。出願にあたっては必ず県教育委員会・各校の最新の公式発表をご確認ください。

特色選抜の受験準備ガイド:53校・149学科/課程を2026年10月11日に公式資料で点検。残る15区分は再確認待ちです。各ガイドに参照年度・公式資料を表示しています。149区分すべての満点や配点が判明したという意味ではありません。

次はこれ私立高校
7/9|私立高校

私立高校という選択肢

沖縄の高校受験は県立が中心ですが、私立を組み合わせると受験の設計が変わります。基礎だけを、正確に。

かんたんに言うと

ここでは沖縄尚学・興南・沖縄カトリックの3校を紹介。推薦・前期などは県立より先に結果が出ます。ほかにも高校募集を行う私立があります。

3校この欄で入試を紹介する私立
3〜5教科学校・方式により異なる
(面接のみの方式も)
11〜3月推薦から後期までの試験時期
県立私立
入試の時期3月3日・4日に学力検査・面接(特色・一般は同じ検査で判定)紹介する3校は11〜3月に出願・入試(学校・方式で日程が異なります)
試験科目5教科(国・数・英・理・社)+面接方式によって異なります。沖縄尚学の推薦・A方式と沖縄カトリック一般は3教科。興南前期の併願は5教科、専願は3教科(奨学生審査希望者は2日目も受験)です
出願のしかた一般選抜のみ、または特色選抜+一般選抜をセットで出願専願/併願を選んで出願。同じ学校を複数回受験できる方式を持つ学校も
結果のタイミング3月17日に合格発表推薦・前期などは県立の学力検査より前に合否がわかる → 私立を押さえてから県立に挑める(興南の後期など、県立発表後の回もあります)
学費授業料は実質無償(2025年〜・所得制限なし)2026年度から所得制限なしで年45万7,200円まで就学支援金(対象は授業料。入学金・施設費等は自己負担)。「私立=高い」のイメージは変わりつつある。特待生制度を持つ学校も

私立を併願するなら:入学金の「延納・返還」を確認

私立に合格すると、ふつう入学金などの納入が必要です。ただし学校によっては、県立の合格発表まで納入を待てる「延納」や、入学しなかった場合の「返還」の制度があります。

県立が第一志望で私立を併願するなら、延納・返還の有無と期限を各校の募集要項で必ず確認しておくと、二重払いや締切のトラブルを防げます。

  • 沖縄尚学高校那覇市
    国公立大・医学科や海外大を目指す進学校(中高一貫+高校募集)。高校からは5コース制(難関大・国公立大医学科/尚学パイオニアα/尚学チャレンジャー/国際文化科学〔IB〕/尚学パイオニアβ〔旧体育〕)。
    入試のしくみ・科目

    入試のしくみ推薦入試と一般入試があり、一般入試はさらにA方式とB方式(学力資料活用)に分かれます。令和9年度は、推薦出願11月9〜13日・試験12月5日、一般A方式出願12月14〜19日・試験2027年1月10日(本校・宮古・石垣)、一般B方式出願2027年1月25〜30日・面接2月6日です。推薦の書類提出は11月17日必着。再受験は別日程・窓口出願のため、2027年度公式要項で確認してください。一般は専願(合格したら入学)と併願(県立などと併願可)を選べます。Web出願。残念でも「再受験」のしくみあり。

    科目推薦・一般A方式は3教科(国語・数学・英語)の筆記。県立の5教科とちがい3教科なのが特徴です。B方式は通知表・面接・学習状況や学力到達度を示す資料で総合判定します。中3の2学期(または前期)の5教科評定平均4.0以上などの出願条件があり、模試だけで決まる方式ではありません。面接の有無は方式・コースで異なるため募集要項で確認を。

    志望コースの基準に届かなくても、ほかのコースの基準に達していればそのコースで合格になるスライド合格あり。成績優秀者には入学金・授業料を給付する奨学生(特待生)制度も。最新の募集要項で必ず確認を。

  • 興南高校那覇市
    甲子園春夏連覇でも知られる進学校(中高一貫+高校募集)。高校からはスーパー特別進学・特別進学・総合進学の3コース。フロンティアコースは中学入学のみ。
    入試のしくみ・科目

    入試のしくみ令和9年度は推薦・前期・後期です。推薦は専願で、出願2026年11月16〜27日、試験12月5日。前期は出願2026年12月16日〜2027年1月20日、試験2月9・10日。後期は専願で、Web出願3月17〜18日正午、試験3月20日です。総合進学コースは前期も専願のみで、後期募集はありません。2027年度公式日程。

    科目前期の専願は3教科(国語・英語・数学)、併願は5教科(国語・英語・数学・社会・理科)。2月9日に国語・英語・数学、2月10日に社会・理科を受験します。2日目は併願者・奨学生審査希望者が対象です。推薦は調査書と本人面接、後期は国語・英語・数学の3教科です。公式募集要項20ページ(電子冊子21枚目)。

    コースや回ごとに試験日・出願期間がちがいます。最新の高校募集要項で必ず確認を。

  • 沖縄カトリック高校宜野湾市
    キリスト教精神にもとづく少人数の共学校(中高一貫+高校募集)。
    入試のしくみ・科目

    入試のしくみ令和9年度は推薦(専願)・一般前期・一般後期。Web出願は、推薦2026年11月1〜16日、前期2026年12月2日〜2027年1月5日、後期2027年3月1〜14日です。推薦面接11月24〜27日、一般前期1月9日、後期3月19日。Web登録とは別に書類受付日があります。公式募集要項で締切を確認してください。

    科目推薦は本人面接(10分程度)。一般前期・後期は国語・数学・英語の3教科と本人面接(10分程度)です。

    募集人数・試験日・科目は年度で変わります。最新の高校募集要項で確認を。

  • 昭和薬科大学附属高校浦添市
    完全中高一貫校のため、高校からの募集は行っていません(入学は中学受験のみ)。
  • 通信制高校という選択肢県内各地
    通学日数やオンラインの度合いを選べる学校です。入学の時期・出願のしくみは県立全日制の入試とは別。
    県内で選べる通信制の一覧

    通信制の「入学」は、全日制とはかなりちがいます。多くの学校は学力検査(5教科の点数勝負)ではなく、書類選考や面接が中心。「なぜこの学校で学びたいか」を見られることが多く、入学のチャンスは年に何回かあります(4月入学のほか、10月入学などを設ける学校も)。下に学校ごとの目安をまとめますが、制度は毎年変わるので、最終的には必ず各校の募集要項で確認してください。

    ① 県立(通信制課程)

    泊高校 通信制課程那覇市

    県立の通信制。レポート提出と、日曜などのスクーリング(登校授業)で単位を積み上げます。学費が公立水準でおさえられるのが大きな特徴。

    入学のしくみ県教育委員会の通信制課程 入学者選抜にそって出願します(全日制とは別日程・例年春に出願→選考)。出願書類のほか、状況により作文・面接など。秋に学校説明会があります。

    宜野湾高校 通信制課程宜野湾市

    中部の県立通信制。泊高校と同じく県の通信制課程として、レポートとスクーリングで学びます。

    入学のしくみ泊高校と同じ県の通信制課程 入学者選抜にそって出願・選考します。日程・方法は県教育委員会の発表で確認を。

    ② 私立・県内に本校がある通信制高校

    N高等学校うるま市

    学校法人 角川ドワンゴ学園の通信制。ネット中心で学ぶ「ネットコース」と、キャンパスに通う「通学コース」などがあり、学び方を選べます。

    入学のしくみWeb出願。ネット中心のコースは書類選考、通学コースは書類選考+面接・筆記など、コースで選考が変わります。新入学は4月のほか、出願の受付期が年に複数回あります。

    つくば開成国際高校那覇市

    那覇に本校を置く私立通信制。一人ひとりの学習計画に合わせて、登校日数を選びながら卒業を目指せるタイプ。

    入学のしくみ書類選考と面接が中心(学力試験で大きくふるい落とす形ではありません)。出願時期や必要書類は募集要項で確認を。

    ヒューマンキャンパス高校名護市(那覇に学習センター)

    本校は名護市。専門分野の学習(声優・イラスト・ビューティーなど)と高校卒業を両立できるコースが豊富。那覇にも通える拠点があります。

    入学のしくみ書類選考・面接が中心。希望コースによって出願の流れが異なるため、説明会・募集要項で確認を。

    八洲学園大学国際高校本部町

    本部町に本校を置く私立通信制。自分のペースで学べる単位制で、登校型・在宅型などを選べます。

    入学のしくみ書類選考・面接が中心。出願時期・方法は募集要項で確認を。

    瑞穂MSC高校石垣市

    石垣市に本校を置く私立通信制(2023年開校)。離島からも学びやすいオンライン活用型。

    入学のしくみ書類選考・面接が中心。新しい学校のため、最新の募集要項・問い合わせで確認を。

    エナジックスポーツ高等学院名護市・南風原町

    学校法人大城学園が設置する高校の通信制課程。一般通信コース・国際ビジネススキルアップコースがあります。同校には全日制課程もあります。

    入学のしくみ2027年度の通信制募集は通信制課程の公式サイトから学院に確認してください。全日制は別の募集要項で出願します。

    ③ 県外に本校がある通信制高校の県内キャンパス

    飛鳥未来きずな高校 沖縄キャンパス那覇市

    三幸学園グループの広域通信制。登校日数を「週1〜5日」などから選べる自由度の高さが特徴。本校は宮城県。

    入学のしくみ書類選考・面接が中心。新入学は4月のほか転入・編入の受付もあります。出願時期は募集要項で確認を。

    未来高校 沖縄学習センター那覇市

    本校は愛媛県松山市の広域通信制。沖縄の学習センターに通いながら、自分のペースで単位を取れます。

    入学のしくみ書類選考・面接が中心。出願時期・方法は学習センターや募集要項で確認を。

    明誠高校 沖縄中央SHIP沖縄市

    本校は島根県益田市の広域通信制。沖縄市の拠点(SHIP)に通って学べます。

    入学のしくみ書類選考・面接が中心。出願時期・方法は拠点や募集要項で確認を。

    ※このほかにも県内に拠点を設ける広域通信制があります。開校・移転が多いため、最新情報は各校サイトで確認してください。

    ④ サポート校

    サポート校は、それ自体は「高校」ではありません。提携する通信制高校に在籍しながら、勉強や生活面のサポートを受けて卒業を目指す“塾のような”存在です。卒業証書を出すのは、あくまで在籍する通信制高校になります。

    トライ式高等学院那覇市内

    家庭教師のトライ系のサポート校。マンツーマン指導で、提携通信制高校の卒業を支えます。

    入学のしくみ面談・書類が中心。入学時期は柔軟。提携する通信制高校がどこかを必ず確認してください。

    沖縄エンカレッジ高等学院沖縄市

    沖縄市のサポート校。少人数で、提携通信制高校の卒業をサポートします。

    入学のしくみ面談・書類が中心。入学時期は柔軟。卒業証書を出す通信制高校を確認してください。

    学費・通学スタイル・卒業までの仕組みは学校ごとに大きくちがいます。説明会や個別相談で、実際に話を聞いてから決めるのがおすすめです。とくにサポート校は「在籍する高校(卒業証書を出す学校)はどこか」を必ず確認してください。ここに書いた入学のしくみは目安で、年度によって変わります。

※私立は倍率・合格基準のまとまった公表が少ないため、本サイトのデータベース(合格判定・学校一覧)は県立のみを対象にしています。日程・募集内容は年度で変わります。必ず各校の最新の募集要項をご確認ください。

次はこれお金のこと
8/9|お金のこと

お金のこと──学費と、使える支援

「無償化」で授業料の負担は大きく減りました。でも、入学のときにかかるお金は別。知らないと損をする支援制度もあわせて、正確に。

かんたんに言うと

授業料は実質無償。でも制服・教科書・端末などは自己負担。低所得世帯には返さなくていい給付金もあります。

① 授業料は「実質無償」(2026年度〜・所得制限なし)

2026年4月から所得制限が撤廃され、世帯の年収にかかわらず授業料ぶんの就学支援金が出ます。上限は公立全日制 年11万8,800円・私立全日制等 年45万7,200円。私立通信制の上限は年33万7,200円です。支援金は学校が受け取りますが、学校によっては一度納付してから還付・相殺する場合があります。入学時の納付額と時期を確認してください。

※対象は授業料のみ。入学金・教材費・制服代などは含まれません。私立で上限を超える授業料の学校では、差額は自己負担です。受けるには申請が必要(学校から案内があります)。国内居住・在学期間・国籍や在留資格などの要件もあります。ここでは2026年度制度を案内しており、2027年度入学時の手続きは最新案内で確認してください。出典:文部科学省「高等学校等就学支援金制度」。

② 授業料が無償でも、入学時にかかるお金

授業料が0円でも、入学のタイミングでまとまった実費がかかります。おもなものは 制服・体操服/教科書・副教材/学用品/タブレット端末(学習用PC) など。とくに学習用の端末は、各家庭で用意・購入する学校が増えています。

金額は学校によって大きく異なります。具体額は合格後の説明会や入学案内で必ず確認を。費用の見通しが立てづらいときは、下の給付金や、市町村・各校の支援制度も調べてみてください。

③ 返さなくていいお金「高校生等奨学給付金」

生活保護世帯・住民税所得割非課税世帯に加え、2026年度から年収目安490万円未満まで対象が拡充されました。所得割額や国籍・在留資格等の要件があります。授業料以外の教育費(教科書・教材・学用品・通学用品・PTA会費・入学時の学用品 など)に使える、返済不要の給付金です。沖縄県の制度で、あとで返す「奨学金(貸与)」とはちがい、返す必要はありません。

  • 令和8年度の公立全日制・定時制の年額は、生活保護(生業扶助)世帯32,300円/住民税所得割非課税世帯143,700円/年収目安270〜380万円未満47,900円/380〜490万円未満35,930円。年収は目安で、実際は保護者等の住民税所得割額などで判定します。
  • 県立は在籍高校の案内に従って申請。私立の令和8年度申請は原則電子申請です。新入生は4〜6月分を前倒しで受け取れる場合があります。
  • 授業料の就学支援金(①)とは別の制度で、両方を受けられます。

対象の細かい条件・金額・申請方法は年度で変わります。最新は沖縄県・県立高校等の給付金/私立高校等の給付金で確認してください。

次はこれよくある質問
9/9|よくある質問

よくある質問

生徒本人からも、家の人からも、よくいただく質問をまとめました。

さきに「ことばの意味」をかんたんに
内申点通知表の成績を点数にしたもの。沖縄は3年分で165点満点
評定通知表の「1〜5」の数字
偏差値テストでの自分の位置。50がちょうど真ん中
倍率志願者数÷定員。1.00より大きい=定員より人が多い
出願「この高校を受けます」と正式に申し込むこと
志願変更出願したあとに高校を変えること(一般選抜だけOK)
定員割れ志願者が定員より少ないこと。2次募集につながる
特色選抜推薦のかわりに始まった、自分の意思で出願できる選抜
Q1内申点は何点満点? どう計算するの?

165点満点です。9教科の5段階評定のうち、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)を1.5倍して計算します。1学年あたり「5教科25点+実技30点=55点」、これが中1〜中3の3年分で165点。内申点シミュレーターで評定から自動計算できます。

Q2新制度はいつから? なにが変わったの?

2025年春の入試(2025年度入学者選抜)からです。いちばん大きな変化は、推薦入試が「特色選抜」に変わったこと。校長推薦が不要になり、全員が学力検査を受けるようになりました。詳しくは仕組みの解説へ。

Q3特色選抜は誰でも出願できる?

校長推薦は不要で、本人の意思で出願できます。ただし高校・学科ごとに平均評定や出席状況などの出願要件が設定されている場合があります。志望校の募集要項(毎年秋に公表)を必ず確認しましょう。なお特色選抜だけの受験はできず、一般選抜とセットで出願します。

Q4特色選抜で落ちたら終わり?

終わりではありません。特色選抜で不合格でも、同じ学力検査の得点で一般選抜の判定に自動的に回ります。さらに定員に空きが出た学校では2次募集も行われるため、チャンスは最大3回あります。

Q5特色と一般で、別の高校に出してもいい? 第2志望は?

出せます。たとえば「特色選抜はA高校、一般選抜はB高校」という出願が可能です。さらに一般選抜では、同じ高校に学科が複数ある場合、別の学科を「第2志望」にできます(第1志望の学科が不合格でも、第2志望の学科で合否を判定)。ただし第2志望にできるのは同じ高校の中の学科だけ。別の高校を第2志望にすることはできません。

Q6内申点と当日点、どっちが大事?

一般選抜では原則5:5。どちらも同じくらい大事です。ただし一部の高校は4:6(学力重視)などに変更しており、学校ごとの比重一覧が毎年県教育委員会から公表されます。内申は3年間の積み重ねなので、早く始めるほど有利です。

Q7中1・中2の成績って関係あるの?

大いに関係あります。沖縄県は3学年すべて同じ重みで内申点を計算するので、中1の評定も中3とまったく同じ価値。逆にいえば、中1・中2で思うように取れていなくても、残りの学年と当日点でじゅうぶん巻き返せる設計です。

Q8倍率はいつわかる? 志願変更はできる?

倍率1.0を超えた学科の人だけ・1回だけ動けます。

出願締切後(例年2月上旬)に初回の志願状況(倍率)が公表され、その後に志願変更(取り下げ・再出願)の期間があります(令和9年度は初回2月2日・最終2月16日公表)。ただし志願変更には条件があります。県の実施要項では、志願変更できるのは「出願した学科の志願者数が募集定員を超えた(倍率1.0超)」人で、しかも抜けても定員を下回らない範囲に限られます。

つまり出願先が定員ちょうど・定員割れだと、原則ほかの学校・学科へは志願変更できません。「人気が集中して漏れそうな人が、より入りやすい学科へ移る」ための制度だからです。例外として、第2志望(同じ高校の別学科)の取消・追加は倍率に関わらずできます。志願変更は一般選抜のみ(特色選抜は不可)、動けるのは初回倍率を見たこの1回だけです。

Q9定員割れの高校はどうなる? 定員割れなら必ず受かる?

定員割れ(倍率1.0未満)でも、必ず合格とはかぎりません。各高校・学科には合格の最低基準があり、それを大きく下回ると(当日点が極端に低い、調査書に重大な問題がある など)、定員割れでも不合格になることがあります(「定員内不合格」)。だからこそ、合格者が定員に満たなかった高校・学科では2次募集が行われます。実施校は合格発表の日に公表され、出願→面接等→合格発表という流れです。令和9年度の合格発表は3月29日(月)。令和8年度は38校・88学科で実施されました。定員割れは合格の可能性がぐっと上がるのは確かですが、最低限の準備は必要です。

Q10私立高校は受けたほうがいい?

ここでは沖縄尚学・興南・沖縄カトリックの3校の入試を紹介しています。ほかにも高校募集を行う私立があります。昭和薬科大附属は高校からの募集を行っていません。推薦・前期などは県立より早く、方式によって専願・併願を選べます。県立の学力検査より前に結果が出る方式なら、「私立を押さえてから県立に挑む」という組み立てができます。くわしくは私立高校の解説へ。

Q11欠席日数が多くても県立高校は受験できる?

受験そのものは可能です。調査書の扱いや選抜での配慮は状況・学校によって異なるため、中学校の先生と志望校への早めの相談が大切です。全日制のほかに定時制・通信制という進路もあります(県内の一覧)。ひとりで抱えず、第三者を交えて作戦を立てるのがおすすめです。

Q12発達障害など特性がある場合、検査で配慮してもらえる?

沖縄県には「学力検査等の配慮願い」という事前申請の制度があり、在籍する中学校を通して手続きします。令和9年度入試の県への提出期限は2026年10月30日(金)です。中学校内の締切はこれより早いため、早めに相談してください。県公式・配慮申請の流れ

Q13英検を持っていると加点される?

県内ぜんぶの高校に共通する「英検◯級=何点加点」という仕組みはありません。ただし「効果がない」のではなく、多くの県立高校が特色選抜の「選抜方法」や「実績ランク表」で、英検・漢検・数検などの扱いを級ごとに公表しています(上の級ほど高いランク=実績点になります)。注意したいのは2点。①表は学校ごとに違う(同じ級でも評価が変わる)。②一般選抜では原則として実績点はつかない(評定=内申点で見る)ので、資格が効くのは主に特色選抜と私立入試です。「どの級を・いつまでに・何のために取るか」を、志望校の選抜方法から逆算して決めましょう。

Q14学区(通学区域)はあるの?

普通科には通学区域があり、区域外の高校へは定員の10%以内の枠で入学できます。専門学科・総合学科は県内のどこからでも受験可能です。詳しくは県の「通学区域に関する規則」をご確認ください。

Q15学力検査の平均点はどれくらい?

5教科合計(300点満点)で、例年おおむね140〜160点台です(2026年3月実施は160.6点)。教科ごとの平均は日程・配点のセクションに年度別でまとめています。平均点は合格ラインではありません。志望校別のデータもあわせて確認しましょう。

Q16合格ラインや偏差値は、なぜ正式に公表されないの?

県(教育委員会)はデータを持っています。学力検査を採点して県全体の平均点を発表していますし、自分の得点も開示請求で確認できます(→自己採点・開示)。でも、表に出るのはそうした県全体の数字(平均点など)まで。「この高校・学科は何点で合格」という学校ごとの合格ライン(合格最低点)や偏差値は、県は出しません。そのため、ある学校の合格ラインは、模試会社の追跡調査(過去の受験生が「どの偏差値でどの学校に受かったか」を集めたデータ)から予想するしかありません。模試や塾が出す偏差値・合格可能性・ボーダーは、その参考値で、県の公式数字ではありません(だから出すところで少し数字が違うこともあります)。なぜ学校別の数字を公表しないかを、県は公式には説明していません。ただ、合否は学力検査だけでなく内申点・面接も合わせた総合選抜で、もともと「○点ちょうどで合格」という一本の線がないこと、点数が独り歩きして学校の序列化につながりかねないことが、背景にあると考えられます。ふだんは、模試と過去の合格実績で「自分の現在地」をつかむのが現実的です。

Q17このサイトの判定は当たるの?

判定はあくまで過去データにもとづく「めやす」です。実際の合否は当日の得点・面接・各校の選抜方法など多くの要素で決まります。学校や塾の進路指導とあわせてご活用ください。

Q18自分の点数は、あとでわかる? 自己採点はしたほうがいい?

本人の学力検査得点は、志願先高校で提供(開示)を受けられます。令和9年度実施要項では、第2次募集の合格発表日(2027年3月29日)から起算して1月以内に提供できることを、各高校が周知するとしています。受付日・本人確認・手続きは志願先高校に確認してください。

ただし、2次募集の出願は3月18・19日なので、それより早く自分の得点の目安を把握するには自己採点が役立ちます。本番中に問題用紙へ解答を控え、試験後に公式の正答などと照合しましょう。

出典:令和9年度実施要項11ページ「合格発表」。

Q19入試の日程はいつ?

令和9年度(2027年春実施)は、学力検査・面接が3月3日(水)・4日(木)、一般選抜の合格発表が3月17日(水・Webは午前9時から)、第2次募集の合格発表が3月29日(月)です。なお特色選抜の面接・実技・学校独自検査は、各高校が定める日程で実施されます。ページ先頭のカウントダウンと年間スケジュールで「いま何をする時期か」も確認できます。

Q20当日の持ち物は?

HB以上の濃さの黒鉛筆またはシャープペンシル(和歌・格言などが印刷されたものは不可)、プラスチック製の消しゴム、定規(三角定規も可)とコンパス。分度器・分度器機能つき定規・分度器機能つきコンパスは使えません。時計は机に置けますが、通信機能のある端末類は不可。くわしい一覧は日程のセクションにまとめています(令和9年度実施要項)。

Q21全日制のほかに、通信制という選択肢はある?

あります。県立では泊高校(那覇市)と宜野湾高校に通信制課程があり、私立では県内に本校を置く通信制高校が6校(N高等学校・つくば開成国際・ヒューマンキャンパス・八洲学園大学国際・瑞穂MSC・エナジックスポーツ高等学院)あります。県外に本校がある学校のキャンパスも那覇市などに(例:飛鳥未来きずな高校 沖縄キャンパス)。入学の時期・出願のしくみは県立全日制の入試とは別です。私立高校のセクションに一覧をまとめています。

Q22過去問はどこで手に入る? いつから解けばいい?

県立入試の過去問題集は、複数の出版社・団体から発売され、県内の書店で手に入ります。発売の時期は出版社によってまちまちなので、最新年度版が出たら早めに確保しておくと安心です。選ぶときに、いちばん差が出るのは解説のくわしさです。

答えだけが載っているものより、「なぜその答えになるのか」「この問題のポイントは」「一緒に覚えるべき用語や公式」まで書かれているものを選ぶと、ひとりで解き直すときの伸びがちがいます。書店で中身を見くらべて選ぶのがおすすめです。手に入れたら本番と同じ時間を計って解くと、出題の形式・分量・時間配分に慣れられます。新聞(沖縄タイムス・琉球新報)や塾の解答速報は、本番後の自己採点に役立ちます(くわしくはQ18)。

Q23沖縄県立高校入試は、どんな問題? 難しい?

「落とすための試験」ではなく、「ここで学ぶ力・適性があるかを見る試験」です。県の実施要項も、選抜の方針を「各高校・学科などで学ぶための能力や適性等を適切に判定して入学者を選抜する」としています。出題は中学校の学習内容(学習指導要領)の範囲からで、私立のような奇問・難問でひっかける作りではありません。

ただし、やさしいわけではありません。5教科の平均は150点前後(300点満点の半分くらい)。問題量が多くて時間配分がシビアなうえ、各教科に思考力を問う記述式も入ります。教科書レベルとはいえ範囲は広く、基礎の取りこぼしや苦手分野がそのまま差になります。「意地悪ではないが、しっかり対策しないと届かない」——ここを正しくイメージしておくのが大事です(→平均点)。

そのうえで、県立は「受け入れる」のが基本。令和8年度の一般選抜は、募集14,484人に対して志願13,684人=全体0.94倍で、県全体では席のほうが多い状況です。落ちるのは主に人気が集中して倍率が1倍を超えた学校・学科。自分の現在地に合った志望校を選び、必要な対策を積めば、過度に恐れる必要はありません(このサイトの判定や模試は、その「現在地合わせ」のためにあります)。

注意点は2つ。①人気校・人気学科は倍率が上がります(特色選抜は那覇国際で4倍を超える年も)。②定員割れでも、最低限の基準を下回れば不合格になることがあります(→Q9)。

Q24国語の「作文」って、どんな問題? 配点は?

資料や文章を読んで、自分の考えを書く「条件作文」が例年出ます。令和8年度(2026年3月)は二段落構成・150〜180字程度という指定でした(字数や条件は年度で変わります)。テーマについて「自分の意見・その理由・具体例」などを、決められた字数と段落でまとめる力が問われます。沖縄県の国語は作文の比重が比較的高めで、読解がふつうの出来でも、作文しだいで差がつきやすいのが特徴です。

配点について。学力検査は各教科60点で、令和8年度の作文は6点でした。各教科にある「思考力を問う記述式の問題」(各教科10点ぶん)は一般選抜でだけ得点に入るしくみで、作文もその記述式の一部です(特色選抜は記述式を除いた250点で評価。くわしくは仕組み)。点数そのものは大きくありませんが、白紙だと丸ごと0点になるので、まず字数と段落の条件を守って最後まで書き切ることが大事。日ごろから、短い字数で「結論→理由→例」を書く練習をしておくと安定します。

Q25英語の「リスニング(聞き取り)」は? 配点は?

英語の最初のパート(大問1)が聞き取り検査です。イラストや場所を選ぶなど、日常生活を題材にした音声を聞いて答える問題が中心で、語彙・文法は教科書レベル。放送は10分前後かかることが多く(年度により前後)、英語50分のうち残り時間で長文などを解くことになります。コツは、放送が始まる前に選択肢へ目を通しておくこと、そして会話の最初の「状況設定」を聞き逃さないことです。

英語の構成は例年、①リスニング ②会話 ③文法 ④読解(長文)⑤英作文。沖縄県はテーマについて英語で書く英作文も毎年出ます。各教科60点で、令和8年度のリスニングは9点(英語のおよそ15%)と、最初にまとまった配点があります。ここで波に乗れると英語全体が楽になるので、聞き取りの練習は早めに始めておくと効きます。

Q26面接って、何分くらいで何を聞かれるの?

一般選抜の面接等は志願者全員が対象で、実施日時・方法は志願先高校が定めます。形式(個人面接か集団面接か)や時間は学校によって異なり、1人あたり数分〜10分程度が目安です。聞かれるのは特別なことではなく、志望理由/中学校でがんばったこと/高校でやりたいこと/将来の夢などが定番。「この高校で学びたい」という気持ちが自分の言葉で具体的に伝わるかが見られます。奇をてらった答えより、ふだんどおり落ち着いて話すのがいちばんです。

なお特色選抜の面接・実技・学校独自検査は、この一般選抜の面接とは別に、各学校が定めた日に行われます。特色で出願した学校の「求める生徒像」に沿って、より突っ込んだことを聞かれることもあります。面接を何点ぶんに見るか(配点)は学校ごとに大きく違うので、志望校の選抜方法で確認しましょう。

Q27塾は行ったほうがいい? どう選べばいい?

「絶対に必要」ではありません。学校の授業と提出物をていねいにこなし、過去問で仕上げれば、独学でも十分にねらえます。ただ新制度になって、〈特色/一般〉の使い分け・内申と当日の比重・倍率・資格点など、見るべき情報が一気に増えました。だからこそ、教科を教わること以上に大切なのが、「自分はどの選抜・どの高校を、どう狙うか」という“合格までの戦略”を一緒に整理してくれる相手がいるかどうかです。塾でも、家庭教師でも、学校の先生でも構いません。

選ぶときの目安は3つ。①地元(沖縄)の入試・進路データを持っているか/②費用や注意点まで包み隠さず話してくれるか/③本人と相性が合うか。とくに相性は、パンフレットや口コミだけではわかりません。合う・合わないは必ずあるので、気になったらまず体験授業や面談に足を運び、実際に話してから決めるのがいちばん確実です。

次はこれ受験のキホン(まとめ)
補足

数字にならない、合否を分ける要素

判定は、志望校との「距離」を測る道具。最後を分けるのは、数字にならない個別の要素です。気になるものだけ、タップでひらいて読めます。

面接は「全員」にある

沖縄県立高校入試は、一般選抜でも全員が面接を受けます(学力検査と同じ2日間で実施)。重み・扱いは学校ごとに異なり、校別の基準では「個人面接・1人5分程度」「観点は応答内容・態度・言葉遣いなど」と公表する学校もあります。型どおりの練習よりも、「なぜこの学校か」を自分の言葉にしておくことが本体です。

特色選抜は、学校ごとに「別物」

各校が「求める生徒像」「重視する観点」を公表し、出願要件・検査内容(面接・作文・実技など)・募集枠の割合まで学校ごとに違います(3校の実例)。毎年秋に県教委から一覧が出ますが、「この学校では、なにが・どれくらい効くのか」の読み込みは、かなり個別的な作業です。

内申の「つくられ方」が変わった

通知表はいま、3つの観点(知識・技能/思考・判断・表現/主体的に学習に取り組む態度)で評価されます。提出物・授業での取り組み・振り返り・小テストの積み重ねが評定に直結。県内では定期テストを廃止・縮小して単元テストに切り替える中学校も出てきており、「テスト前だけ頑張る」型は通用しにくくなっています。以前のイメージのままだと、対策がずれてしまいます。

欠席が多い・学校に行きづらい

受験できなくなるわけではありません。調査書の扱いや選抜での配慮は状況・学校によって異なるため、中学校と志望校への早めの相談が大切です。全日制のほかに定時制・通信制も含めて進路を設計する、という選択肢もあります(県内の通信制の一覧)。

発達障害などの特性がある

沖縄県には「学力検査等の配慮願い」という事前申請の制度があり、在籍する中学校を通して手続きします。申請の時期・書類が決まっているので、夏〜秋のうちに動いておくと安心です。

ここから先は、一般論では答えが出ません。学年・状況・学校がひとつ違えば最適解も変わるので、中学校の先生など、状況をよく知る人に早めに相談してください。

※制度・運用は年度で変わることがあります。出願・申請の最終確認は、必ず県教育委員会・中学校・各高校の最新の案内で。

OFFICIAL LINKS

公式・一次情報リンク集

このサイトは、公式発表やデータを「わかりやすく」まとめ直した参照サイトです。出願・手続きの最終確認は、かならず一次情報で。

運営元